ゼラチンの経口摂取によるアレルギー症例の報告は極少数です。

FAQ

Q1 ゼラチンはアレルギー物質ですか?
症例数が少ないものの(令和5年報告で全国の年間アレルギー症例数約6000件 のうち1件程度)、ごく一部の方にアレルギー症状を示す事例が報告されているこ とや、Q2で示す日本特有の事例から、日本国内ではゼラチンは加工食品への表示 が奨励されています。なお、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が知りうる限り、 日本国外ではゼラチンをアレルギー物質と定めている国はありません。
Q2 なぜゼラチンは加工食品への表示が奨励されているのですか?
1990年半ばにワクチンに添加されたゼラチンに起因するアレルギー症例報告が みられ、特定期間に3種混合ワクチンを接種した乳児のごく一部でアレルギー症状 がみられたため、厚生省(当時)がゼラチンアレルギー表示の奨励を行いました。
Q3 Q2の事例でアレルギー反応を起こす可能性がある対象者はどのような方ですか?
1987-1996年生まれの3種混合ワクチン接種者のうちごく一部でゼラチンアレル ギーが確認されておりますが、上記対象者の方全員がゼラチンアレルギーを有し ているわけではありません。また、1996年以降は3種混合ワクチンからゼラチンを除 く措置を行ったため、ワクチン接種によるショック症例は報告されていません。
Q4 ゼラチンアレルギーを持っているかどうかはどのように調べることができますか?
血液検査で調べることができますので、最寄りの医療機関にご相談ください。
Q5 Q3以外の対象者がゼラチンを摂取してアレルギーを起こす可能性はありますか?
一般の方が通常にゼラチンを摂取することで、ゼラチンアレルギー体質になる 可能性は限りなく低いと考えられますが、すべての食品に共通することとして、 バランスのよい食生活を心がけることが重要です。万が一ゼラチンを含む食品を 摂取して気がかりな症状が出るようでしたら、医療機関にご相談ください。

即時型食物アレルギー全国モニタリング調査結果(消費者庁)より

アレルギー症例数

調査年 症例数 うちゼラチン
2001-20023,882例18例
20052,283例7例
20082,501例2例
20112,954例1例
20144,644例4例
20174,851例1例
20206,080例1例
2023 6,033例1例

ショック症例数

調査年 症例数 うちゼラチン
2001-2002423例1例
2005230例0例
2008283例0例
2011307例0例
2014489例1例
2017524例1例
2020660例0例
2023 586例1例
調査方法:アレルギーを専門とする医師に対する調査 2023年度の調査は772名の医師にご協力いただきました。
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