ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

研究Vol.7コラーゲンペプチドの経口摂取により、褥瘡の治癒促進効果を確認ポ・イ・ン・ト・解・説寝たきりの状態になると寝返りが難しくなり、圧迫された部分が潰瘍化してしまう症状のことを「褥瘡(じょくそう)」といいます。コラーゲンペプチドを褥瘡の患者に経口摂取してもらい、改善効果について検証しました。褥瘡患者、男女81名を対象に臨床試験を行ったところ、褥瘡治癒が促進されたことが確認されました。研究者:新田ゼラチン株式会社小泉聖子、土屋大輔、井上直樹、杉原富人論文タイトル:コラーゲン論文掲載:In高齢者用食品の開発と展望、シーエムシー出版、222-228(2012)寝たきりになると自力での体位変換が困難になり、加えて低栄養になると皮膚の潰瘍である褥瘡を発症しやすくなる。コラーゲンペプチド単独を経口投与したヒト褥瘡への効果を評価する目的で臨床試験を実施した。褥瘡患者(Stage2および3)男女81名を2群に無作為に割り付け、朝、夕5gずつ(10g/日)のPro-HypとHyp-Glyを含有するコラーゲンペプチド(新田ゼラチン社製、CP群)あるいはデキストリン(プラセボ群)を16週間連続摂取した場合の褥瘡改善効果を二重盲検法により調べた。評価項目は、①PUSH(Pressure Ulcer Scale for Healing)スコア(0 ~ 17点;症状が悪い程点数が高い)、②PSST(Pressure Score Status Tool)スコア(13 ~ 65点;症状が悪い程点数が高い)、および③写真撮影による創の面積(cm2)論文概要の3項目とした。改善度は摂取前の値と摂取16週間後の値との差で評価した。患者は標準治療を受けながら、追加処置として試験食品を摂取することとし、栄養状態の確認は経時的な血清アルブミン量と総タンパクを指標に用いた。結果は次の通りであった。①PUSHスコアの改善度においては、CP群では-5.89±1.97に対し、プラセボ群では-2.67±1.26であり、両群間で統計的有意差があった(p<0.0001)。-92-