ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

研究Vol. 5コラーゲンペプチド摂取による皮膚真皮のコラーゲン線維とグリコサミノグリカンの変化に関する研究成果ポ・イ・ン・ト・解・説皮膚細胞の構造を建物に例えると、コラーゲン線維は、「鉄筋」のようなもので、その間をプロテオグリカン等の細胞外マトリックスが埋めるような形で存在しています。この研究では、人間の肌質に近いといわれる豚を対象に、コラーゲンペプチドの摂取による、コラーゲン線維やプロテオグリカンの構成成分であるグリコサミノグリカンの変化を調べました。その結果、コラーゲンペプチドの摂取により、線維芽細胞が増加し、真皮のコラーゲン線維形成が促進されることが示唆されました。研究者:酪農学園大学獣医学部・松田直也、保坂善真、植田弘美、渡辺敬文、竹花一成;株式会社ニッピバイオマトリックス研究所・小山洋一、新谷隆行、入江伸吉論文タイトル:Effects of ingestion of collagen peptide on collagen fibrils andglycosaminoglycans in the dermis.論文掲載:J. Nutr. Sci. Vitaminol. 52, 211-215(2006)論文概要コラーゲンペプチド摂取が皮膚真皮の線維芽細胞と細胞外マトリックスに与える作用を明らかにする目的で、コラーゲンペプチド(ニッピ社製)を0.2g/kg体重/日の用量で62日間ブタに摂取させ、その作用をラクトアルブミン摂取または水摂取と比較した。真皮の線維芽細胞密度とコラーゲン線維密度は、コラーゲンペプチド摂取によりラクトアルブミンまたは水摂取よりも有意に増加した。真皮の主要なグリコサミノグリカンであるヒアルロン酸とデルマタン硫酸量は有意に変化しなかったが、デコリンに由来すると思われるデルマタン硫酸の割合はコラーゲンペプチド摂取が最も高かった。これらの結果は、コラーゲンペプチド摂取によって線維芽細胞が増加し、真皮のコラーゲン線維形成が促進されることを示唆している。-88-