ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

以上のことから、外因性コラーゲンオリゴペプチドは、食品機能性が高くアミノ酸残基の一部が翻訳後修飾されていることから体内のコラーゲンの材料になるということでなく、体内の結合組織に存在する標的細胞に直接作用して細胞の増殖、分化、活性化などを制御している可能性が高いと考えられる。4コラーゲンペプチド経口摂取の意義に関する考察コラーゲンペプチドに関する研究は発展途上である。しかし、食品機能性成分として一般的にも有名なポリフェノール類などとコラーゲンペプチドは明らかな違いがある。すなわち、ポリフェノール類は人体では合成できず、食品成分として摂取するしかないが、コラーゲンペプチドは、体内でも合成可能であり、かつ一般的な食事由来の食品成分としても摂取することができる。言い換えれば、体内のコラーゲンペプチド濃度は制御可能であり、食品としても安全性の高い食品機能性成分と考えることもできる。コラーゲンペプチドは、「病態・半病態・老齢期」に必要な栄養素また、これまでの栄養学的・食品科学的研究は、動物の成長段階、正常定常状態の研究がほとんどで、「健康状態・成長期」の研究がほとんどであった。そのため、「病態・半病態・老齢期」に必要な栄養素が全て明らかになっていないのは当然である。たとえば、「健康状態・成長期」では内因性コラーゲンペプチドの生成量が十分で、食品成分からの摂取は必要ないものの、「病態・半病態・老齢期」では内因性コラーゲンペプチドの生成量が不十分で、食事由来の外因性コラーゲンペプチドの摂取が必要になると考えることはできる。これまで、様々なモデル動物や疾患患者でコラーゲンペプチドの効果が報告されていることからも推察できる。以上、これまで研究が進んでいない様々な病態や老齢期の研究が進むことで、コラーゲンペプチドが「病態・ライフステージ」特異的な「第7番目の栄養素」として重要な意味を持つことが明らかになると期待している。-76-