ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

一方、線維芽細胞は細胞間マトリックスとの相互作用により増殖等がコントロールされていることが知られている。また前述の研究では、これらの機能を発現するためにはmM程度の濃度が必要である。そのためさらに生体に近い条件でPro-Hyp、Hyp-Gly等の血中に移行したペプチドの機能を調べる必要がある。図7.マウス皮膚からの線維芽細胞の遊走数培地はFBSを含まないPro-HypまたはHypを200 nmol/mL添加コントロール: Cont論文30から改作図8.コラーゲンゲル上での初代培養マウス皮膚線維芽細胞の増殖へのPro-Hyp含量の影響線維芽細胞の増殖はMTTアッセイにより測定論文30から改作我々はマウス皮膚片を培養すると線維芽細胞が皮膚から遊走してくる現象に注目した。一般に、創傷部位に線維芽細胞が遊走してきて、コラーゲンを産生し、真皮を再生する。皮膚からの線維芽細胞の遊走は創傷治癒時の線維芽細胞の遊走モデルになると考えることができる。図7に示すように培地に200 nmol/mLのPro-Hypを加えると線維芽細胞の遊走が促進されることを見いだした30)。このPro-Hypの値はコラーゲンペプチドを摂取したヒトのコラーゲンペプチドの最大値に近いものである。さらに、線維芽細胞はプラスチックシャーレ上では牛胎児血清(FBS)の存在下では良く増殖する。しかし、コラーゲン上ではコラーゲンに接着し、増殖が抑制される事が知られている。そこでマウス皮膚か-64-