ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

コラーゲンペプチド市場展望アンチエイジング市場の中心素材として今後も成長するコラーゲン1970年代コラーゲンペプチドの登場コラーゲンは、主に保湿機能を持った美肌成分の定番として1970年代から使われてきました。日本の女性には「素肌」そのものを美しくしたいという「素肌美」志向があり、肌を構成しているコラーゲンを化粧品の成分として塗ったり、経口摂取することが、スキンケアに役立ち「美肌」に繋がると期待されたのです。しかし、一方で専門家の間では、コラーゲン自体は分子量が大きく、表皮に止まることから保湿剤としての機能しか期待できないこと、また、コラーゲンを経口摂取しても他のタンパク質と同じように、最終的にはアミノ酸分解されるだけと考えられていました。1970年代にコラーゲンを加水分解したコラーゲンペプチドが登場します。ペプチドにすることで、分子量が小さくなり、また、水にも溶けるようになり、80年代、90年代になると美肌成分として美容飲料等に添加され、美容市場での認知が広がっていきました。1990年代消費者が先導したコラーゲンブーム90年代になると、「コラーゲン飲料」「コラーゲン鍋」など、コラーゲンをキーワードにした商品が次々と登場し、美容成分としてのコラーゲンの注目度は急速に高まりましたが、一方で専門家の見方が変わったわけではありませんでした。相変わらずコラーゲンの摂取効果について懐疑的な見方が支配的でした。このように、現在の「コラーゲンブーム」といわれている美容成分としての流行は、専門家や業界よりも消費者が主導して始まったものでした。2000年から2004年にかけて、コラーゲンペプチドの機能性に関する研究成果が相次いで発表されるようになりました。なかでも、京都府立大学の佐藤健司教授(現京都大学教授)の研究で、経口摂取したコラーゲンペプチドが腸管から吸収されて、ペプチドの状態で血中に存在していることがわかり、コラーゲンが、アミノ酸に分解されて使われているのではなく、体内でコラーゲンペプチドの状-122-