ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

ルロン酸合成量は2.53倍となる。これは、HAS2のmRNAの増加量2.3倍とほぼ同等である)。更に、確認のため、siRNA(例分子干渉RNA:目的のRNAの転写を特異的に抑制するためのRNA分子)を添加したところ、「プロリン‐ヒドロキシプロリン」によるヒアルロン酸合成酵素(HAS2)遺伝子のmRNAの転写と細胞分裂活性が抑制された。ゲニステインやH7などのプロテインキナーゼ阻害剤を添加したところ、「プロリン‐ヒドロキシプロリン」によるヒアルロン酸合成酵素(HAS2)のmRNAへの効果が阻害された。(これは、プロリン‐ヒドロキシプロリンのHAS2mRNAへの効果がプロテインキナーゼを介したものであることを意味している。)また、細胞増殖や転写などに関する特定の遺伝子発現を制御する細胞内シグナル伝達転写因子の1種であるSTAT3のリン酸化について調べたところ、プロリン‐ヒドロキシプロリンによる短時間(60分)のリン酸化の上昇が確認された。以上により、プロリン‐ヒドロキシプロリンは、ヒト由来皮膚線維が細胞において、STAT3のリン酸化を介して細胞増殖とHAS2遺伝子の増殖させることにより、ヒアルロン酸合成酵素を遺伝子レ(a)図1ベルで増加させることで、ヒアルロン2016 *酸の合成を促進することが示された。cells)Numbcr of cells (x10 4cells)Numbcr of cells (x10 412840(b)201612840ControlPro-Hyp*Ala-Hyp**Ala-Hyp-GlyScr-Hyp-Gly*Pro-Hyp-GlyHc-Hyp*Lcu-HypPhc-Hyp*Pro*Hyp0 50 100 200 400 50ng/mLbFGFPro-Hyp(nmol/mL)【図1の説明】各種コラーゲン加水分解物由来のジペプチド、トリペプチドの細胞増殖に対する影響を検討した結果(a)。最も効果が高かったpro-Hyp(プロリン‐ヒドロキシプロリン)において、濃度と細胞増殖効果についても検討した( b )。cells)Hyaluronic acid (DPM/10 5100009000800070006000500040003000200010000Control表2*200 nmoVmLPro-HYP*50 ng/mLbFGF【表2の説明】プロリル‐ヒドロキシプロリンの添加によりヒアルロン酸合成がコントロールと比較してポジティブコントロールであるbFGFと同程度に促進されていることが示されている。-117-