ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

ページ
112/134

このページは コラーゲンペプチド・ファクトブック の電子ブックに掲載されている112ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

研究Vol.15生物活性ペプチド「プロリル‐ヒドロキシプロリン」のマウス関節軟骨に対する軟骨保護効果に関する研究成果ポ・イ・ン・ト・解・説リンを過剰摂取させたマウスに、コラーゲン由来の「プロリル‐ヒドロキシプロリン」を同時に投与したところ、リンによる関節軟骨の変性を有意に抑制しました。その作用機序について培養細胞株を用いて検討したところ、軟骨前駆細胞の増殖させずに、軟骨前駆細胞の軟骨への分化を促進させることが示されました。これは、遺伝子レベルでも確認されました。これは、コラーゲンペプチドに含まれる「プロリル‐ヒドロキシプロリン」の効果であると示唆されます。研究者:Nakatani S, Mano H, Sampei C, Shimizu J, Wada M.論文タイトル:Chondroprotective effect of the bioactive peptide prolylhydroxyprolinein mouse articular cartilage in vitro and in vivo.論文掲載:Osteoarthritis Cartilage. 2009 Dec;17(12): 1620-7論文概要リンの過剰摂取は骨密度を低下させることが明らかになっている。また、低リン食は加齢モデルマウスの関節軟骨変性を抑制することが明らかになっている。また、コラーゲン加水分解物はゼラチン類似ポリペプチドとオリゴペプチドの混合物であり、関節の状態を改善する効果を期待して栄養補助食品として利用されてきた。これまで、コラーゲン加水化物由来の種々のペプチドが様々な生物活性を示すことが知られている。コラーゲン加水分解物由来の生物活性ペプチドの1つである「プロリル‐ヒドロキシプロリン」の効果を、リンを過剰摂取させた関節軟骨初期変性モデルマウスを用いて検討した結果、「プロリル‐ヒドロキシプロリン」の3週間の摂取により、統計学的に有意な関節軟骨の変性抑制効果(薄化および喪失の抑制)が示された。コラーゲン加水分解物においても同様の結果が見られた。更に、作用機序を検討するため、マウス由来の軟骨前駆細胞株(ATDC5細胞)-110-