ブックタイトルコラーゲンペプチド・ファクトブック

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概要

コラーゲンペプチド・ファクトブック

図1. 3 H-Gly-Pro-Hypの腸管吸収性単回経口投与(0.35mmol/kg)後のラット血漿中放射能濃度の経時変化【図1の説明】[方法]コラーゲン・トリペプチド「HACP」に含まれるトリペプチドの主要成分のひとつである“Gly-Pro-Hyp”をトリチウム(3H)標識し、ラットに経口投与し、腸管吸収性を検討した。[結果]対照として用いたアミノ酸(プロリン)のトリチウム標識体以上に速やかに吸収され血中に移行することが確認された。【図2の説明】[方法]軟X線写真による評価はカルスの形成・石灰化・結合状態、および皮質骨の治癒亢進・活性・石灰化・結合・骨折線の状態を肉眼的に判定し図2.軟X線写真た。[結果]対照群ではカルスが大き(骨折から12週間後のラット左大腿骨)く、皮質骨の骨折線もくっきりと観察され、治癒の初期過程であることが示された。それに対して、HACP投与群ではカルスの石灰化が進んでおり、連続性も増加が観察された。さらに、皮質骨の連続性が増し、骨折線が消失する傾向が認められ、HACP摂取によ図3.組織像(アキレス腱周辺部)る骨折治癒の亢進が示唆された。【図3の説明】[方法]ラットの左アキレス腱を人為的に切断して作成したモデルラットに対し、HACPを2、4週間連日経口投与した(各群10例)。投与最終翌日に左右のアキレス腱周囲の骨と腱を摘出し、組織学的検索、引張り試験等を測定し、アキレス腱の修復程度を評価した。[結果]アキレス腱の組織像において、HACP投与群(80 mg/kg群)の方が対照群(0 mg/kg群)よりも線維量が多く、線維の連続性も更新していることが確認された。さらに、対照群に比較し、HACP投与群では好中球などの炎症細胞が僅かで、踵骨も正常に近づいており、アキレス腱の修復が亢進していることが確認された。引張り強度は対照群では正常値の3割程度であったが、HACP投与群では約7割まで強度が回復していた。-101-